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【F1試合結果&順位】名古屋オーシャンズがリーグ4連覇を達成!ヴィニシウスが前人未到のFリーグ通算300ゴールを記録!

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 Fリーグ2020-2021 ディビジョン1の試合が1月30日から31日にかけてバルドラール浦安アリーナと町田市立総合体育館で6試合行われ、勝ち点を51に伸ばした名古屋オーシャンズが4年連続13回目のリーグ優勝を制した。

※今シーズンから前半・後半の表記は前半=第1ピリオド、後半=第2ピリオドがFリーグで使用する正式表記となります。

17勝1敗でリーグ優勝が決定

 6試合で31ゴールが生まれた先週末のF1リーグ。その中から元日本代表の稲葉洸太郎氏がベスト5ゴールとベストプレーをピックアップ。ABEMAの番組「アベマFリーグダイジェスト」(https://youtu.be/kctYc4sIgw0)内で紹介された。

 稲葉氏によって選ばれた5位のゴールはフウガドールすみだの三笠貴史が決めた得点。すみだの渡井博之が対戦相手のバルドラール浦安の選手3人を引きつけ、左サイド奥に構える三笠へラストパス。三笠は中の味方へ折り返さず、自らニアへ右足を振り抜いて角度のないところからゴールを決めた。三笠はこの試合、ガリンシャと共に2ゴール。4-2で浦安を下した。

 第4位は立川・府中アスレティックFCの内田隼太がボアルース長野戦で決めたゴール。左サイドでボールを受けた内田がドリブルで縦突破し、シュート。内田から放たれたボールはゴール右ポストの内側を叩いて0-1から1-1の同点に追いついた。

 続いて第3位も立川・府中から。第1ピリオド16分に相手ゴール正面でFKを獲得。ボールの前に内田、完山徹一が立ち、ペナルティエリア左に渡邉知晃、右に上村充哉がスタンバイしていた。笛が鳴ると、完山は隣の内田へ軽くボールを落とす。これぼ内田が決めるかと思いきや右サイドの上村へ展開。壁が割れた隙間を上村は左足で突き刺し、見事追加点を決めた。この試合の最終スコアは8-2。立川・府中は今シーズン最多得点で勝利を収めた。

 そして、第2位はバサジィ大分の瀧澤大将がY.S.C.C.横浜戦で決めたゴール。ペナルティエリア付近で味方の落としを受けてそのまま打つのではなく、キックフェイントで相手をかわしさらにGKが飛び出してきたところをトーキックで少し浮かせて撃ち抜いた。稲葉氏はこれに「素晴らしいシュートコースとタイミングでした」と絶賛。瀧澤のこのゴールで大分は3-2と逆転し、最終スコアは4-2で勝利を収めた。

 第1位には、ペスカドーラ町田のクレパウジ・ヴィニシウスのゴールが選ばれた。カウンターが始まると右サイドをフリーで走るヴィニシウスへボールが渡り、左足アウトサイドでトラップすると間髪入れずトーキックでシュート。ヴィニシウスのシュートはゴール左上に突き刺さり、これがFリーグ通算299得点目に。

 そしてこの試合2点を決めたヴィニシウスのもう一つのゴールも紹介された。カウンターから最後はゴール前で折り返しを受けての得点。これが前人未到のFリーグ通算300ゴール目。ヴィニシウスはチームメートから祝福を受け、本人も感極まって思わず涙してしまった。

 最後に今週のベストプレーを紹介する「イナバ・ウワァー」はリーグ優勝を決めた名古屋オーシャンズのぺピータから。町田との試合は、こう着状態が続き、スコアレスのまま第1ピリオドの15分が経過していた。そんなときにゴールが生まれた。ぺピータとガブリエル・ペネジオ、ブラジル人コンビの連係で相手の守備を崩し、ゴール近くでペネジオの落としを受けたぺピータが相手選手をかわし先制点を決めた。この得点が呼び水となり、名古屋は3ゴールをマーク。残り1秒で一矢報われるが、3-1で試合は終了。17勝1敗で勝ち点は51と、圧倒的な成績でリーグ4連覇を決めてみせた。

先週末の試合結果は以下のとおり

■試合結果
バルドラール浦安 2-4 フウガドールすみだ
Y.S.C.C.横浜 2-4 バサジィ大分
ペスカドーラ町田 1-3 名古屋オーシャンズ

立川・府中アスレティックFC 8-2 ボアルース長野
湘南ベルマーレ 0-1 シュライカー大阪
ペスカドーラ町田 3-1 フウガドールすみだ

■順位表

※SAL編集部作成

■次節試合日程
2月6日(土)
バサジィ大分 12:00 エスポラーダ北海道
フウガドールすみだ 14:00 ボアルース長野
立川・府中アスレティックFC 16:00 名古屋オーシャンズ
2月7日(日)
湘南ベルマーレ 13:00 フウガドールすみだ

2月11日(木)
シュライカー大阪 15:00 フウガドールすみだ

(記事提供:SAL)

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