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ブレイクの予感漂う浦和の2年目。MF武田英寿が2試合3得点とアピールに成功

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トレーニングマッチ2試合で3得点と好調の浦和レッズMF武田英寿

 沖縄キャンプ中の浦和レッズが1日、リカルド・ロドリゲス新監督就任後2試合目となる練習試合(45分×3本)を行い、水戸ホーリーホック(J2)に4-3(2-2、2-1、0-0)で勝利した。

 1月29日に行われた沖縄SV(九州リーグ)戦の1得点に続く2試合連続ゴールで、しかも今度は2得点。高卒2年目のMF武田英寿がまたしてもアピールに成功し、「得点を挙げることができているので、良い結果を出せていると思う」と手ごたえを口にした。

 武田の1点目は1本目の30分。右クロスの折り返しにタイミング良く走り込んで最後は左足を合わせると、2-3とリードを許していた2本目の21分、ここでもクロスに合わせて得点を決めた。

 注目したいのは、沖縄SV戦ではボランチでプレーしての得点で、今回は右サイドハーフでの得点であることだ。チームは現在、ロドリゲス監督の指導により、攻撃時に取る立ち位置で相手より優位な状況をつくりだす「ポジショナルプレー」を習得中。

「立ち位置はある程度チーム全体で分かってきた」と話す武田によると、「ボランチでもシャドーでも立ち位置を細かく伝えられているので、周りを見ていて、どのタイミングでどのパスが出てくるのか、どこに選手がいるのかが分かりやすい。攻撃の面は凄くやりやすい」という。

 新卒1年目の昨季は選手層の厚さを打ち破れず、リーグ戦はシーズン終盤の3試合の出場にとどまった。「去年はなかなか試合に絡めずに結果も残せなかった。今年はたくさん試合に出て、勝利に貢献したい。強い浦和レッズをつくっていくためにがんばる」と力を込めた。

(取材・文 矢内由美子)
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