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レガネス6試合ぶり白星も…柴崎岳が“恩師”解任初戦でスタメン落ち

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[2.1 ラ・リーガ2部第23節 レガネス3-2ルーゴ]

 ラ・リーガ2部は1日、第23節を各地で行い、MF柴崎岳所属のレガネスルーゴに3-2で勝利した。監督交代後の一戦を制し、リーグ戦では昨年12月のラージョ戦(○1-0)以来6試合ぶりの白星。6試合ぶりのベンチスタートとなった柴崎は後半44分に右サイドハーフで途中出場したが、終盤の失点に絡んだ。

 レガネスは前節ラス・パルマス戦(●1-2)の終了後、今季の初めから指揮をとっていたホセ・ルイス・マルティ監督を解任。同監督は柴崎にとって、スペインでのキャリアをスタートさせたテネリフェでも師弟関係を築いた間柄だったが、再会はわずか半年間に終わった。

 これに伴い、柴崎も窮地に追い込まれた。柴崎が先発した直近の公式戦8試合は4分4敗と勝利がなく、一方で柴崎が先発しなかった公式戦は6連勝中。そうした対照的な戦績を受けてか、後任のアジエル・ガリターノ監督はこの日、柴崎を先発から外して初陣に臨んだ。

 するとチームは前半4分、ルーゴのパワフルなハイボール攻撃で先制点こそ与えたものの、その後は優勢を保ち、同10分にエースFWサビン・メリノのゴールで同点。さらに同31分、MFルベン・パルドがFKを直接叩き込んで逆転し、良い流れのまま1点リードでハーフタイムを迎えた。

 また後半11分には、S・メリノがPKを決めて2点リードに成功。その後はルーゴに主導権を握られる中、指揮官は柴崎ら交代選手を投入してなんとか逃げ切りを試みた。ところが同アディショナルタイム4分、レガネスはFKのクイックリスタートから失点。柴崎はボールの前で再開を阻んだが、その狙いを破られる形となった。最後はなんとかリードを守り切って勝ち点3をもぎ取ったが、柴崎にとっては序列の下がる一戦となった。

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