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マルセイユ指揮官が記者会見で電撃辞任表明「お金はほしくない。ただ出て行きたい」

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 DF長友佑都とDF酒井宏樹が所属するマルセイユで2日、まさかの事態が発生した。アンドレ・ビラス・ボアス監督が記者会見に出席し、クラブに辞任を申し出たと公表。イギリス『BBC』など欧州各メディアが一斉に報じている。

 ビラス・ボアス監督は会見の場で「(クラブからの)答えを待っているところだ。ノーかもしれないし、そうなれば続けることにはなるだろう。お金はほしくない。ただ出て行きたいというだけだ」と力説。問題の背景には「スポーツ面の政策」の食い違いがあったという。

 マルセイユは今冬、セルティックからDFオリビエ・エンチャムを期限付き移籍で獲得。だが、この移籍は指揮官が望んだものではなかった。「私はこの決定とは何ら関係がない」と立場を示したビラス・ボアス監督は「メディアを通じて知ったが、私はノーと言っていた選手だ。リストにあった選手ではない」と内幕を明かした。

 マルセイユは今季、リーグ・アンで9位に低迷。2試合消化が少ない状況とはいえ、欧州CL圏内から大きく遠ざかっており、サポーターの批判が高まっていた。1月30日に行われる予定だった第22節レンヌ戦はファンの襲撃によって中止。そうした騒動の中、また新たな問題が噴出している。

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