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香川がギリシャ挑戦について語る「自分が想像する以上」

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思いを語ったMF香川真司

 PAOKテッサロニキ(ギリシャ1部)のMF香川真司が自身のオフィシャルブログ(https://lineblog.me/kagawa/)を更新し、移籍が決まるまでの思いや今後への意気込みを動画で語った。

 香川は昨年10月2日にサラゴサ(スペイン2部)との契約を双方合意の上で解除。無所属の期間を経て、今年1月27日に1年半契約でのPAOK加入が発表された。

 今月3日に行われたキペロ・エラーダス(国内カップ戦)3次ラウンド第2戦のAEL戦では、途中出場で早くも新天地デビュー。公式戦の出場は、サラゴサ時代の昨年8月16日に開催された昇格プレーオフ準決勝第2戦のエルチェ戦以来、約半年ぶりだった。

「今回の決断に至っては正直非常にいろいろ悩み、考えましたけど、自分の決断というものは、非常に満足のいくものだと思っていますし、自分が想像する以上に自分自身がこの挑戦に向けて腹が据わっているというか、前進していくだけだなと強い覚悟を感じています。これから始まるチャレンジに向けて、前だけを見て戦い続けていきたいなと」

 吹っ切れた口調でこう語った香川は、無所属で過ごした時期も前向きに振り返っている。

「自分なりにこのヨーロッパでの10年のキャリアの中で、たくさんの経験をしてきたし、この半年に至ってはチームがない状況の中で個人で練習してきて、いろんなことと向き合い、考えることができた時間だったので、また一段と自分の思いというのがより強くなったのかなと感じています」

 雌伏の時を乗り越え、再び表舞台へ。元日本代表10番は「言葉で言うのは簡単なので、そういう思いをこれからの自分のプレー、グラウンドの上で証明して結果として皆さんに見せていきたいなと強く感じています」と力を込めた。

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