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デビュー戦初ゴールの南野、地元サッカーメディアは及第点「得点は素晴らしかった。だが…」

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FW南野拓実がデビュー戦で初ゴール

[2.6 プレミアリーグ第23節 ニューカッスル 3-2 サウサンプトン]

 サウサンプトンに加入したFW南野拓実は6日のニューカッスル戦でデビュー。チームは敗れはしたが、初ゴールを挙げて存在感を見せつけた。

 リバプールで出場機会に恵まれなかった南野は、移籍市場の締め切り間近にサウサンプトンに期限付き移籍で加入。すると、加入後の最初の試合で先発メンバー入りを果たし、4-4-2の左サイドハーフでプレーをした。

 南野は果敢に攻撃に加わると、前半30分にさっそくゴールを記録。DFライアン・バートランドからのパスを受け、PA左に入り込み、左足を一閃。ニアサイドに突き刺して、デビュー戦で初ゴールを決め切った。

 個人では最高のスタートを切った南野だが、結果で見れば初陣は2-3で敗戦。相手は1人退場、また交代枠を使い切った終盤に1人負傷したことで9人となっていたが、追いつくことはできなかった。

 ラルフ・ハーゼンヒュットル監督は試合後に「素晴らしいゴールだった。彼らしい動きで我々を助けてくれた」と称えてみせたが、地元のサッカー専門メディア『セインツ・マーチング』の採点では、2点目を挙げたMFジェームズ・ウォード・プラウズに最高評価「7」が与えられたものの、南野には「6」と及第点をつけている。

 南野について、同メディアは「開始20分はほとんどタッチしなかったが、1本のシュートでゴールを決め切った」と伝える。得点場面は「素晴らしいファーストタッチとシュートでサウサンプトンの悪夢を断ち切った。指揮官にアピールしてみせた」と評価しつつ、「得点は素晴らしかった。だが、戦術が変わると自身の役割を理解しきれず、残り時間は貢献することはできなかった」と冷静に90分間での動きを分析している。

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