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南米王者パルメイラス敗れる!! ティグレスが元仏代表FWジニャクのPK弾でクラブW杯決勝へ

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FWアンドレ・ピエール・ジニャク

[2.7 クラブW杯準決勝 パルメイラス0-1ティグレス ドーハ]

 クラブワールドカップは7日、準決勝を行い、北中米カリブ海王者のティグレス(メキシコ)が南米王者のパルメイラス(ブラジル)に1-0で勝利した。大会初出場にして初のファイナル進出。11日に行われる決勝では、欧州王者のバイエルン(ドイツ)対アフリカ王者のアルアハリ(エジプト)の勝者と対戦する。

 クラブW杯初出場同士の準決勝は、北中米カリブ海王者に軍配が上がった。序盤から試合を支配したティグレスは準々決勝で2ゴールを挙げた元フランス代表FWアンドレ・ピエール・ジニャク、パラグアイ代表FWカルロス・ゴンザレスを中心に攻撃を展開。クロスから次々に決定機をつくり出した。

 一方のパルメイラスはGKウェベルトンのスーパーセーブで度重なる危機を脱するものの、攻撃では前線で元ブラジル代表FWルイス・ファビアーノが孤立する時間帯が続くなど、なかなか攻撃の形をつくりだせない。

 そうして迎えた後半8分、ティグレスはMFダニーロのスルーパスに飛び出したゴンザレスがDFルアン・ガルシアに倒されてPKを獲得。これをジニャクが落ち着いて決め、待望の先制点を奪った。

 その後はパルメイラスが盛り返し、MFフェリペ・メロらを次々に投入して反撃をスタート。だが、セットプレーで元新潟FWホニがネットを揺らした場面では相手のオフサイドトラップに阻まれ、右からのクロスでつくった決定機ではファビアーノが痛恨のシュートミスを犯すなど、最後まで得点は入らず。パルメイラスは3位決定戦に回る形となった。

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