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ユーべ会長と激しく衝突、中指ジェスチャーも…コンテ「彼らにはスポーツマンシップが必要」

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 インテルアントニオ・コンテ監督が、ユべントスのアンドレア・アニェッリ会長へ苦言を呈している。

 9日に行われたコッパ・イタリア準決勝セカンドレグで、ユべントスと対戦したインテル。ファーストレグを1-2で落としていたインテルだが、クリーンシート達成も最後まで相手ゴールを破れず。スコアレスドローに終わり、決勝進出を逃した。

 この試合中、そして試合後には、コンテ監督とアニェッリ会長が激しく衝突。ハーフタイム中にインテル指揮官が中指を立てるシーンや、ユべントス会長がスタンドから怒声を浴びせる姿が確認されている。

 両者の関係悪化は2014年までさかのぼる。2011年にユべントス指揮官に就任してセリエA3連覇を成し遂げたコンテ監督だが、アニェッリ会長と衝突し、2014-15シーズン開幕直前に電撃辞任。その後、2019年に宿敵インテルの指揮官に就任したことも影響していると伝えられている。

 試合後、コンテ監督は『Rai 1』で衝突について「ユべントスは真実を語るべきだ。第4審は起きたことを見て、聞いていたと思う」とコメント。「私の意見では、彼らはもっと礼儀正しくあるべきだ。もっとスポーツマンシップ、仕事をしている人への敬意が必要だ」と苦言を指定している。

 さらに試合後の記者会見では、「試合の最後に何が起きたか? 何もコメントする気はない。すべてのことに教育が必要。もういいだろう」とコメントを避けた。

 なお、準決勝敗退については「180分間の試合なので、チャンスを生かせなかったのは残念だ。我々は熱意と決意をもって、あらゆる方法でトライした。失敗してもそこから学び、もう一度やり直せばいい」と語っている。

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