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五輪代表の活動は…JFA反町技術委員長「国際試合に向けて交渉している」

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国際試合は昨年1月のAFC U-23選手権を最後に行われていない

 日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長が10日、技術委員会後にオンラインで取材対応を行い、3月下旬に予定されているU-24日本代表(東京五輪代表)の活動に前向きな姿勢を示した。対外試合が実現すれば、昨年1月のAFC U-23選手権以来1年2か月ぶりとなる。

 今夏に延期された東京五輪を目指すU-24日本代表は3月下旬、東京と北九州でキリンチャレンジカップ2試合を予定している。しかし、コロナ禍で国家間の移動が制限されていることもあり、招集できる選手は不透明。対戦相手もいまだに発表されていない。

 それでもこの日、反町委員長は「インターナショナルマッチをしたいとは強く思っている。そこに向けて交渉しているところ」と現状を説明。「現段階では言えない」と詳細は語らなかったが、「日々いろんな状況が変わる中、是非とも成功したいと思っているし、なんとかいい強化になるよう、五輪に向けてやっていきたいと思っている」と意気込みを述べた。

 また2月の活動が中止となったU-20、U-17など世代別代表も3月以降に活動再開予定。国際大会が中止となったため、「ロングスパンで活動することは学校などとの軋轢を生むのでできない」と短期間での合宿となるが、反町委員長は「良い指導者のもと活動して気持ちを昂らせ、高揚した気持ちでクラブや学校に戻ってほしい」と期待を語った。

▼U-24日本代表の今後のスケジュール
[国際親善試合]
3.26vs未定(東京スタジアム)
3.29vs未定(北九州スタジアム)
6.5vs未定(ベスト電器スタジアム)
6.12vs未定(豊田スタジアム)
[キリンチャレンジカップ]
7.12vs未定(長居球技場)
7.17vs未定(ノエビアスタジアム神戸)
[東京五輪]
(7.23~8.8、東京)

(取材・文 竹内達也)
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