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「2試合半でアルテタにジャッジされた」レンタル中の19歳DF、出番なしのアーセナル時代に落胆

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 アーセナルからニースへレンタル中のDFウィリアム・サリバは、ミケル・アルテタ監督にわずか“2試合半”で見切られたと訴えた。

 2019年夏にサンテティエンヌからアーセナルへの移籍が決まったサリバ。その後、19歳のフランス人DFは1年間のローンという形で古巣にとどまり、昨夏にイングランドの名門に正式に加入。しかし半年間にわたりデビューのチャンスはなく、今冬の移籍市場でニースに貸し出されることとなった。

 そんなサリバは、先日にもアーセナルでの自身の扱いに不満を漏らしていたが、フランス『RMC Sport』で再び「彼(アルテタ監督)は2試合と半分で僕をジャッジした。僕はもっとプレーさせてほしかったけど、彼は僕にまだプレーできる状態ではないと伝えてきた。彼が僕にチャンスをくれるのを待っていたけど、フットボールはそういうものだ」と口を開いた。

 一方の指揮官は以前に、サリバをチームの将来に欠かせない選手と評価するとともに「3試合や4試合を彼に与えることは十分ではなく、もっとプレー時間が必要だ。個人的な問題もあり、彼を支えなければいけなかった。そして今、彼に必要なのはプレーと楽しむことだ。だから決断を下した」と話していた。

 なお『Goal』の取材では、アーセナルは依然としてサリバをクラブの将来を背負う選手の1人と見なしており、ニース加入から見せる好パフォーマンスに満足していることがわかっている。しかし、度々公の場でクラブへの不満をあらわにする行為は今夏以降の復帰に向けてネガティブな要素になる可能性もある。

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