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不安抱える守備でミス…セビージャに2ゴール献上のバルセロナ、コパ・デル・レイ準決勝第1戦を落とす

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FWリオネル・メッシはノーゴールに終わった

[2.10 コパ・デル・レイ準決勝第1戦 セビージャ2-0バルセロナ]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第1戦が10日に行われ、バルセロナは敵地でセビージャに0-2で敗れた。アウェーでの公式戦の連勝は9でストップ。逆にセビージャは公式戦8連勝となった。第2戦は3月3日にカンプ・ノウで開催される。

 長期離脱中のDFジェラール・ピケをはじめ、DFセルジ・ロベルト、DFセルジーニョ・デスト、DFロナルド・アラウホと最終ラインに負傷者が相次いでいるバルセロナ。この試合はDFオスカル・ミンゲサとDFサムエル・ウムティティがセンターバックコンビを組み、左サイドバックにDFジョルディ・アルバ、右サイドバックに左利きのDFジュニオール・フィルポが配置された。

 フレン・ロペテギ監督率いるセビージャは相手ディフェンスの隙を突き、前半25分に先制する。センターバックの22歳DFジュール・クンデが右サイドでFWアントワーヌ・グリーズマンを振り切ると、進行方向にいるMFフェルナンドと重なったMFセルヒオ・ブスケツをかわし、さらに一発で奪いに来たウムティティも抜いてPA内右へ。倒れながら右足でシュートを放ち、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの右手に当たったボールがゴール左に吸い込まれた。

 バルセロナは追いかける展開の中、後半10分にPA手前中央のFWリオネル・メッシがMFフレンキー・デ・ヨングとのパス交換から左足でワンタッチシュートを打つが、GKヤシン・ブヌの好セーブで同点には至らない。

 すると後半41分、相手をオフサイドにかけようとラインを上げた際にウムティティが足を滑らせて転倒。入れ替わってPA内左に抜け出したMFイバン・ラキティッチが右足で蹴り込み、リードを2点に広げる。昨季までバルセロナに所属していたラキティッチは笑顔を見せず、控えめにチームメイトと喜んだ。

 後半アディショナルタイム1分にはPA手前右のFKからメッシが左足で直接狙うも、再びGKブヌがファインセーブ。そのまま逃げ切ったセビージャが2-0で先勝した。

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