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スペイン紙「ジダンは彼を…」レアルの韓国系20歳MFが初先発で好アピール

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初先発を果たしたMFマルビン・パク(前列の一番左)

 レアル・マドリーのMFマルビン・パクが9日、ホームで行われたラ・リーガ第1節延期分のヘタフェ戦(○2-0)で初の先発出場を果たした。スペイン『マルカ』はジネディーヌ・ジダン監督に好アピールしたとして同選手を取り上げ、今後のトップチーム定着の可能性に言及している。

 マルビン・パクはナイジェリア人の父と韓国人の母の持つ20歳。2016年にレアルのカンテラに入団し、現在はBチームに所属している。ナイジェリア、韓国に加えてスペイン国籍も有し、2019年1月にはU-19スペイン代表デビューを飾った。昨季は主力としてレアルのUEFAユースリーグ制覇に貢献するなど、将来を期待される選手として注目を浴びている。

 ヘタフェ戦では右ウイングバックでスタメン出場し、後半11分までプレーした。同紙は「マルビン・パクがレアル・マドリーで先発デビューを果たし、見事に試験に合格した」と好評価を与え、次のようにレポートしている。

「このカンテラーノはジネディーヌ・ジダンのスターティングイレブンにおけるサプライズであり、ピッチ上にいた55分間、チームの中で最も傑出した選手の1人となった」

「ディフェンスは完璧で、ジズーが配置した3人のセンターバックに支えられ、攻撃に参加したときには、そのクオリティーを発揮した。優れた脚力と類まれなスピードを持っている」

 同紙は「ジダンは彼を考慮に入れるだろう」と続け、「レアル・マドリーでプレーする準備ができていることを示した」とトップチーム定着に太鼓判。ユーザー投票でも約7割のファンが賛同している。

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