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浦和2選手の規律違反はJガイドラインにも抵触…村井チェアマン「事実関係をヒアリングする」

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FW杉本健勇とMF柏木陽介

 浦和レッズの2選手が沖縄キャンプ期間中にクラブの規律違反を行っていた問題を受け、Jリーグの村井満チェアマンが12日、第2回臨時実行委員会後のオンラインブリーフィングで「開幕に向けてガイドラインや、地域との約束、法令の遵守を徹底していきたい」と述べた。

 10日のクラブ発表によると、選手・関係者は新型コロナウイルスの感染防止のため近隣のコンビニエンスストア以外への外出や外食が禁止されていたにもかかわらず、MF柏木陽介とFW杉本健勇の両選手が今月4日に飲食店で外食していたという。クラブは両選手に処分を実施。杉本に対しては厳重注意と罰金を課した一方、柏木は繰り返しの違反があったとして厳重注意と罰金に加えて練習参加を当面禁止している。

 村井チェアマンはオンラインブリーフィングでこの問題に関する質疑を受けて「多くの皆様のサポートの中でキャンプができており、こうしたスポーツが運営できている。こうした方々の期待を損ねることがあるのは残念なこと」とし、「開幕に向けてガイドラインや、地域との約束、法令の遵守を徹底していきたい」と述べた。

 またJリーグが定めるガイドラインには「キャンプ期間中の不要不急の外出は控える(特に外食は控える)」と記されており、両選手の行為は違反にあたるとみられる。村井チェアマンは処分の有無について「懲罰の基本原則だが、リーグが直接選手に対して行うのではなく、クラブの管理責任が怠っていたとか、伝達されなかったとか、マネジメントが適切に行われなかった場合に行われる」とした上で「管理体制が敷かれていたかの事実関係をヒアリングをする。必要に応じて対応する」と語った。

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