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「ミランを救えるのはズラタンだけだった」イブラヒモビッチの担当代理人が強調

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 ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏が11日、ミラノ市内で行われたレーガ・セリエAの会合に出席した際にインタビューに応じた。ミラン情報サイト『MilanNews』などが伝えている。

 昨シーズン後半から快進撃を続けるステファノ・ピオリ率いるミラン。今シーズンはセリエA21試合を終えて、15勝2敗4分の成績で単独首位を走る。その名門クラブの好調ぶりを支えているのが、昨年1月に7年半ぶりにチームに復帰した39歳のイブラヒモビッチや守護神のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ。2人はいずれも、今シーズン終了後にミランとの契約満了を迎える。

 今後の去就が注目を集める中、2人を担当する敏腕代理人のライオラ氏がインタビューに応じ、口を開いた。まずはドンナルンマについて言及。「ジージョのことは静かに見守っていて欲しい。ミランにとって、そして自身のキャリアにとって極めて重要な仕事を成し遂げようとしている最中だ。それ以外のことは、舞台裏で誰の目にも触れることなく進めていくべきことだ」と述べた。

 続いてライオラ氏は、今年40歳となるイブラヒモヴィッチについて触れると、契約延長の話題を避けつつ、低迷が続いていたクラブを変革した選手の功績を称えた。

「私は彼にまったく驚かない。ミランを唯一、救うことができるのはズラタンであると言ってきたが、その通りになった。彼の意思は分からない。しかし周囲のみんなを成長させることができる利他主義の彼は、ミランがチームにふさわしい場所へ戻るために必要な存在だった。今はみんなもそれを分かってくれたようで、彼やミラン、そしてサポーターのことを思うと私も非常に嬉しいよ」

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