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好調フランクフルトの中心となった鎌田大地、「監督とほとんど話さない」理由とは?

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フランクフルトの日本代表MF鎌田大地

 フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が、アディ・ヒュッター監督との関係性について明かした。

 昨季にフランクフルトのトップチームでポジションを掴み、今季も公式戦21試合で2ゴール9アシストの活躍を見せる鎌田。ヒュッター監督の厚い信頼を受け、現在9試合無敗(7勝2分け)でブンデスリーガ4位につけるチームに欠かせない存在となっている。

 そんな24歳の日本代表MFは『ビルト』のインタビューで、指揮官との関係性について言及。普段はほとんど会話していないことを明かした。

「彼とよく話す選手もいますし、あまり話さない選手もいます。僕とはめったに話しませんね」

「僕はピッチ上で求められることを実行し、何かを与えるためにトライしています。それは上手くできているかなと。そうじゃなければ、監督は間違いなく何が悪いのか教えに来るでしょうからね」

 なお、ヒュッター監督は第20節ホッフェンハイム戦後(3-1)に『シュポルト1』で「ダイチは溢れる創造性で違いを作れる選手。最初から求めていたものを見せてくれた。非常に存在感があり、激しいデュエルにも打ち勝っていたね」と絶賛している。同メディアは「カマダの言っていることは恐らく正しい」と、パフォーマンスについて指揮官も高く評価していると分析した。

 また鎌田は、『ビルト』で前線で見事な連携を見せるアンドレ・シウバについて「お互いにつたない英語とつたないドイツ語なので、ピッチではあまり話しません。でもこんな感じです。プレーしていてチャンスになりそうなスペースを見ると、彼はすでにそこへ走っている。本当によく動きますね。僕らは同じ感覚を持っています」と、会話せずとも波長が合っているとコメント。さらにチームメイトとの関係性について、特にティモシー・チャンドラーについて語り、良好であることを明かしている。

「最初は不思議でしたね。彼のジョークがストレスになりそうでしたよ。何も理解できませんでしたから……。でも今は慣れてきて、笑えるようになりました。ティミーのように一日中笑っていられる人がいるなんで、僕にとっては奇跡ですね。一度も見たことないですよ」
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