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メッシが“本気”を出すとこうなる…神シュート連発でバルサ大勝! CL決勝T1回戦パリSG戦に弾み

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FWリオネル・メッシが圧巻のゴールを連発

[2.13 ラ・リーガ第23節 バルセロナ5-1アラベス]

 ラ・リーガ第23節が13日に行われ、3位バルセロナは本拠地カンプ・ノウで16位アラベスに5-1で勝利した。リーガ7連勝を飾り、12戦無敗(10勝2分)としている。

 10日のコパ・デル・レイ準決勝第1戦のセビージャ戦(●0-2)を落としていたバルセロナだったが、中2日の一戦で攻撃が爆発した。まずは前半29分、右サイドのDFオスカル・ミンゲサが送ったクロスがファーに流れると、リーガデビューの18歳MFイライクス・モリバが拾い、落ち着いてマイナスにパスを出す。PA内中央で待っていたFWフランシスコ・トリンコンが左足で合わせ、MFエドガル・メンデスの股を抜いたシュートがゴール左に決まった。

 トリンコンの2戦連発弾で先制すると、前半アディショナルタイム1分にスーパーゴールが生まれる。PA手前右でボールを持ったFWリオネル・メッシが左足アウトの深い切り返しから左足でシュート。相手選手たちの間をすり抜け、ここしかないというコースでゴール右隅へ向かったボールが右ポストを叩いて左のサイドネットを揺らす。数分前にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で得点を取り消されたメッシだが、今後は文句なしのゴールとなった。

 2-0で折り返したバルセロナは後半12分に1点を返されるも、同29分に突き放す。途中出場MFペドリのスルーパスからメッシが抜け出し、GKフェルナンド・パチェコとの1対1を迎える。右にかわそうとしたところで阻まれ、そのこぼれ球をトリンコンが左足で流し込んだ。

 バルセロナの猛攻は止まらない。後半30分、メッシがPA後方やや右から中央へ持ち出し、左足を強振。GKパチェコが一歩も動けない完璧なシュートがゴール左隅を捉え、この日2度目のゴラッソで4-1とした。

 後半35分には素早い攻守の切り替えからPA手前右のメッシがボールを受け、外側から追い越したFWアントワーヌ・グリーズマンにループパス。グリエーズマンがワンタッチで折り返し、ファーのDFジュニオール・フィルポが左足で蹴り込んだ。

 バルセロナはそのまま5-1で逃げ切り、リーガ7連勝を達成。16日にホームで開催されるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第1戦のパリSG戦に大きな弾みをつけた。

●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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