beacon

途中出場の久保がクロスで好機演出も…指揮官また退席のヘタフェはワンチャンス決められ3戦連続完封負け

このエントリーをはてなブックマークに追加

途中出場となったMF久保建英

[2.14 ラ・リーガ第23節 ヘタフェ0-1ソシエダ]

 ラ・リーガは14日、第23節を各地で行い、MF久保建英所属のヘタフェソシエダに0-1で敗れた。これで3試合連続の完封負け。2試合連続でベンチスタートとなった久保は後半13分から右サイドハーフで出場したが、チャンスを得点につなげることはできなかった。

 ヘタフェは前節のR・マドリー戦(●0-2)以降、今冬加入の久保とMFカルレス・アレニャをベンチに回し、昨季までの躍進につながった堅守速攻スタイルに回帰。この日はそうした策が実を結び、立ち上がりからソシエダの攻撃を封鎖した。

 ところが前半30分、最初のピンチで失点。左サイドから上がったDFホセバ・ザルドゥアのクロスをFWミケル・オヤルサバルに合わせられ、このシュートはゴールポストに弾かれたが、跳ね返りからFWアレクサンデル・イサクのヘディングシュートを許した。

 そのまま0-1で迎えた後半13分、ホセ・ボルダラス監督は久保とアレニャを投入。するとヘタフェは同22分、ゴール右斜め前でFKを獲得し、キッカーが久保に託された。ところが左足で繰り出したキックは壁に当たり、跳ね返りを拾った久保は巧みな切り返しからクロスを供給したが、味方のヘッドは枠外。ビッグチャンスを演出するも、ゴールには至らなかった。

 その後、ヘタフェはロングボール攻撃を主体に攻撃を組み立てるが、セカンドボールを拾えないまま時間が経過。終了間際にはボルダラス監督が前々節に続く退席処分を下され、久保にも良い形でボールが渡らないままタイムアップを迎えた。ヘタフェは3試合連続のノーゴールで3連敗となった。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP