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プレミアリーグで止まらない人種差別…マンUのマルシャルが被害者に

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フランス代表FWアントニー・マルシャル

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表FWアントニー・マルシャルがSNS上で人種差別を受けた。イギリス『スカイスポーツ』が15日に伝えている。

 マルシャルは14日に行われたプレミアリーグ第24節のWBA戦に先発出場。66分間プレーしたが得点を奪うことができず、試合はリーグ19位に沈む相手に1-1のドローで終わった。同選手は、その試合後にSNS上で差別を受けたという。

 記事によると、試合後にマルシャル本人のInstagram(@martial_9)の投稿に、人種差別的なメッセージや絵文字などが多数送られたようだ。

 2021年に入り、プレミアリーグ全体で被害が出ている人種差別。11日には、イングランドサッカー協会(FA)が選手や関係者を対象に相次いでいるSNS上の差別表現について、FacebookとTwitterの運営者に対策を求める公開レターを送るなど、リーグ全体で差別撲滅に取り組んではいるが、なかなか終わりが見えない。

 マンチェスター・Uでは先月にも、DFアクセル・トゥアンゼベやFWマーカス・ラッシュフォードが同様の被害を受けている。

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