16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦でパリSG(フランス)と対戦したバルセロナは、カンプ・ノウで1-4の完敗を喫した。

　前半27分にFWリオネル・メッシのPKで先制しながらも、5分後の同32分にFWキリアン・ムバッペに決められて前半を1-1で折り返す。後半に入って同20分にムバッペに勝ち越しゴールを許すと、その後、FWモイーズ・キーン、そしてムバッペにハットトリックとなるゴールを奪われてホームで敗れることになった。

　先発出場を果たして後半40分までプレーしたFWアントワーヌ・グリーズマンは「彼らの方が優れていた」と完敗を認めている。スペイン『マルカ』が伝えた。

「彼らは複数ゴールを決めた。僕らもチャンスを作ったけど、僕らにとってのベストゲームではなかった。こういう相手と戦うときは、自分たちのベストを尽くす必要があるけど、それができなかった。これ以上の言葉はないよ」

　第2戦は3月10日にパリSGのホームで行われる。逆転での突破は厳しい状況といえるが、「勝つために行く。難しいのは分かっているけど、観光をしに行くわけじゃないんだ」と語っている。

　また、フランス代表のチームメイトであり、ハットトリックを達成したムバッペに対し、「キリアンは素晴らしい試合をしたよ。パリSGにはレオ・メッシやクリスティアーノ・ロナウドと肩を並べるであろう大スターがいる」と賛辞を贈っている。

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