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「SNSはバカな人間で溢れている。時間の無駄」アーセナル守護神が語る

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 アーセナルGKベルント・レノが、昨今のSNS事情について語っている。

 2021年に入り、人種差別被害が相次ぐプレミアリーグ。特にSNS上での問題が多発しており、先日にもマンチェスター・ユナイテッドFWアントニー・マルシャルが第24節ウェストブロム戦(1-1)後に差別被害にあったことが報告された。その他アクセル・トゥアンゼベやリース・ジェームズらや、解説者のイアン・ライト氏まで被害に。イングランドサッカー協会(FA)も撲滅のために様々な施策を講じているが、一向に数は減らない状況が続いている。

 そんなSNS事情について、アーセナル守護神が『スカイスポーツ』で言及。ドイツでプレーしていた時代には、元ドイツ代表でうつ病と戦いながらも2009年に自ら命を絶ったロベルト・エンケ氏の名前を出されて批判されたことを明かし、「意味がない」と断言している。

「もちろん、僕は色々なことを経験してきたよ。ここイギリスでも、ドイツでもね。だけど、1つだけ僕の心に残るクレイジーな出来事がある」

「僕は非常に悪いパフォーマンスをした。そしてSNS上である人物に『エンケのようにやれよ』と言われたんだ。これを読んでから、SNS上はバカな人間が溢れてることに気づいたんだ。だからこそ、良い時にも読まないことにした。僕には必要ない。時間の無駄だ」

「パソコンの陰に隠れ、相手の気分を害するような偽物の人間が多いんだ。人種差別、家族への批判、僕は好きじゃない。読まないよ。人生に影響を与えるとして、何の意味があるんだ?」

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