beacon

ホーランド2発!ドルトムントが敵地で逆転先勝!!セビージャも後半反撃し第2戦に望みつなぐ

このエントリーをはてなブックマークに追加

ホーランドが2ゴールを奪ってドルトムントが逆転勝ちした

[2.18 欧州CL決勝T1回戦 セビージャ2-3ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦で、ドルトムント(ドイツ)が敵地でセビージャに3-2で勝利した。ドルトムントのホームで行う第2戦は、3月9日に行われる。

 先制はセビージャだった。前半7分、右サイドへの展開からMFスソが受けると、切り返しでDFを外してエリア手前から右足を振り抜く。これがDFマッツ・フンメルスに当たってコースが変わったこともあり、そのままゴールネットに吸い込まれた。

 しかしドルトムントは慌てなかった。前半19分、右サイドでFWアーリング・ハーランドがドリブルで仕掛けて中に入ると、中央を走り込むMFマフムド・ダフードにパス。ダフードは思い切ってミドルレンジから右足を振り抜くと、ゴール右隅を捉える見事なシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻す。

 勢いのままにドルトムントは前半27分、中央を豪快なドリブルで突破したホーランドが、MFジェルドン・サンチョのリターンに飛び込み逆転に成功。さらに同43分にはショートカウンターからMFマルコ・ロイスのラストパスをホーランドがダイレクトで流し込み、点差を広げた。

 後半に入るとセビージャは、10番MFイバン・ラキテッチを交代させるなどしてテコ入れを図る。後半29分の直前に途中投入されたMFオスカル・ロドリゲスが蹴った直接FKは左ポストを直撃したが、同39分、オスカル・ロドリゲスのFKにFWルーク・デ・ヨングが合わせて1点差に詰め寄った。

 しかし第1戦はドルトムントが3-2で逃げ切りに成功。後半の戦いぶりには不安を残したが、大きなアウェーでの3ゴールを持って、ホーム戦を迎えることになった。今季のドルトムントは現在リーグ戦6位。直近の6試合もわずか1勝と不調を脱することは出来ていないが、欧州CLでは4季ぶりの8強へ一歩前進した。

●チャンピオンズリーグ(CL)20-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP