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ユベントスの途中出場FWモラタ、試合後に気絶していた…ピルロ監督が理由を明かす

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体調不良で試合に臨んでいたFWアルバロ・モラタ

 ユベントスアンドレア・ピルロ監督が17日にアウェーで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第1戦のポルト戦(●1-2)後、FWアルバロ・モラタが気絶していたことを明らかにした。イタリア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 同試合では前半途中にDFジョルジョ・キエッリーニが負傷交代。フル出場したDFマタイス・デ・リフトもコンディションが万全ではなく、途中出場のモラタに至っては、試合後に気を失うほど体調が悪かったようだ。

 ピルロ監督はイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで「マタイス・デ・リフトは幸いにも痙攣を起こしただけだった。キエッリーニはふくらはぎの問題を抱えていて、モラタは以前から調子が良くなかった」と明かしている。

 さらにスペイン代表FWの詳細について「モラタはインフルエンザから復帰して以来、ベストの状態ではない。彼は今夜、われわれに必要とされたからプレーしていただけだ。その後、ドレッシングルームで体調を崩し、気を失って横になる必要があった」と続けた。

 ユベントスは厳しいチーム状況の中、開始早々にビルドアップのミスから先制点を許すと、後半のキックオフ直後にも失点。アウェーゴールこそ奪ったものの、ビハインドを負って3月9日のホームでの第2戦に臨むことになった。

 指揮官は「ボールの後ろに11人の選手がいるチームを相手にするのは簡単なことではない」と試合を振り返り、「われわれはこの試合のためによく準備したが、それは望んでいたアプローチではなかった。早い時間にゴールを決められたことが、全てをより難しくした」と悔やんだ。

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