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「事実を隠すつもりはない」シャビが古巣バルセロナ指揮官就任への思いを明かす

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シャビ・エルナンデス監督が古巣バルセロナへの思いを語る

 アルサッドシャビ・エルナンデス監督は、古巣バルセロナに将来的に復帰する可能性について語った。

 現役時代にバルセロナの主将を務め、アンドレアス・イニエスタ、リオネル・メッシらとともにクラブの黄金期を築いたシャビ監督。2015年にカンプ・ノウから去ってカタールのアルサッドに移籍した後、2019年に選手キャリアに幕を閉じた。そして、現在はアルサッドを指揮官として率いている。

 昨年のエルネスト・バルベルデ監督解任時にも後任候補の1人にも浮上した元スペイン代表MFだが、古巣復帰の可能性について『FIFA.com』で「現時点で、私はアルサッドの監督で、ここで上手くやっている。アジア、カタールのビッグクラブ、カタールのベストチームを率いている」と話し、自身の将来について続けた。

「将来のことはこれからわかるだろう。誰もが私のことをバルセロナのコーチとして見ているが、私はバルセロナと現指揮官のロナルド・クーマンをリスペクトしている。もちろん、バルセロナのヘッドコーチになりたいという事実を隠すつもりはない。これまでにも何度となくこのことを口にしてきた。しかし、私は常にチームを指揮するコーチとクラブをリスペクトし、彼らの成功を願っている。覚えている限り私はバルセロナのファンだ」

 現在チームを指揮するクーマン監督だが、今シーズンはラ・リーガで首位と勝ち点9差の3位に。UEFAチャンピオンズリーグではラウンド16の初戦でパリSGに1-4と大敗を喫し、コパ・デル・レイでは準決勝まで駒を進めるもののセビージャとの初戦で0-2と敗れ、2年連続無冠の可能性が現実味を帯びる。そのため、オランダ人指揮官の進退問題にも発展する可能性が報じられており、シャビ監督の就任を望む声も上がっている。

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