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ガットゥーゾ、ELラウンド32初戦黒星に負傷者続出を嘆く「泣いているだけではダメと理解しているが…」

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 ナポリ指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが、グラナダ戦0-2黒星に失意のコメントを発した。

 現地時間18日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32ファーストレグで、ナポリはグラナダと対戦。19分、21分と立て続けにゴールを許すと、反撃できずに敵地で敗れている。

 試合後、ガットゥーゾはイタリア『スカイスポーツ』で「第2戦で巻き返すには多くの要素が必要となる」と述べ、負傷者の続出を嘆いている。先日ナポリはイルビング・ロサノ、ダビド・オスピナなどが負傷離脱すると公表したばかりだった。

「アウェー戦ながらある程度力を示したと思う。だが0-2で敗れたのは酷だったかもしれない。もっと違う結果を出すことも可能だったはずだ」

「我々はマッテオ(ポリターノ)を失ったばかりだ。現在ナポリは10~11人のプレーヤーが出場できない状況にある。そんな中、明日できることは残っている選手を数えることだけだ。泣いているだけではダメなことは承知している。だが、解決策など多くの要素がないと巻き返すのは正直厳しい」

 ガットゥーゾは現有戦力の離脱者続出&満身創痍の現状に、嘆きのコメントを発している。

「(ビクター)オシムヘンもしばらく離脱していて、彼は肩をテーピングでガチガチに固めている状況でのプレーだ。ただ、現状はローテーションが可能なほど余裕があるチーム状況でもない」

「失点の形も良くなかったね。同じような形でゴールを許しているし、ELではより警戒する必要があった。今の問題はチームのメンタルにも影響している。第1戦はできる限りのことをしたんだが……。その結果がこれだ」

 指揮官は「ボロボロな状況は変わらず、第2戦でひっくり返せるかどうかわからない」と続け、来週に控えているホームでのセカンドレグを前に悲観的なメッセージを発した。

 21日の日曜日には敵地でアタランタと戦い、25日にはホームでELラウンド32セカンドレグのグラナダ戦を迎えるナポリ。指揮官ガットゥーゾにとって、離脱者続出に頭を抱える状況となっている。

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