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元ミラン名物会長がまさかの告白!「最近はインテルを応援」しかしダービーでは…

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 元ミランの名物会長で、現在はセリエBモンツァの会長を務めるシルビオ・ベルルスコーニ氏が、クラブスポンサー「WithU」の新CM発表会に出席した際にインタビューに応じ、持論を展開した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が18日に伝えている。

 ベルルスコーニ氏は1986年2月から31年間にわたってミランのオーナーとして活躍。イタリア国内、ヨーロッパ、世界のタイトルを合わせて29個獲得するなど、ミランの黄金期を築いた。その後、2017年4月にクラブを売却してミランを離れていたが、翌年9月にモンツァを買収してサッカー界に復帰。今シーズンからクラブがセリエBに昇格すると、元ミランMFケビン・プリンス・ボアテングやFWマリオ・バロテッリを獲得して注目を集めた。

 ミランの名誉会長退任後も低迷が続いていた古巣の行方を気にかけ、ミラン愛を示してきたベルルスコーニ氏。しかし最近は、ミランのライバルクラブであるインテルを応援したことを明かしている。「実はモンツァに来てからは、インテルの試合を見る機会があれば良い結果を望み、応援しているんだ。ミラノっ子としてインテルを応援しなければと感じるんだよ」と述べつつ、21日のミラノダービーでは「もちろんミランを応援する」と断言した。

 続いてベルルスコーニ氏は、昨年12月にチームに加入して以降、出場3試合で1得点の成績の30歳バロテッリに言及。「最近の試合において、攻撃陣の中でも特にバロテッリのボールタッチがあまりにも少ない。システムを変えるとか、プレースタイルを変える必要があるように思う」と語り、元イタリア代表FWの能力をより引き出せるような戦術への変更を求めた。

 また目標のセリエA昇格について問われると、ボアテングにも触れつつ「9選手が新型コロナウイルスに感染して出遅れたが、復調している。選手たちは目標のことは分かっているはずだし、あとはプリンスがPKを失敗しなければ到達できる」と冗談ながらに語った。
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