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反撃の狼煙上げるゴール奪取のG大阪MF矢島慎也、敗戦も「やろうとしていることを出せた場面もあった」

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ゴールを奪ったMF矢島慎也が仲間の祝福を受ける

[2.20 富士ゼロックススーパー杯 川崎F 3-2 G大阪 埼玉]

 2点を先行される苦しい展開となった。しかし、反撃の狼煙を上げるゴールをガンバ大阪MF矢島慎也が叩き込んだ。

 4-3-3のシステムを採用したチームで、矢島は「キャンプではやっているが、それまではやったことがなかった」という最前線の右ワイドでスタート。しかし、前半中盤から徐々に川崎Fにペースを握られると、前半29分と同32分にMF三笘薫に決められてリードを奪われてしまう。

 0-2と2点のビハインドを背負うも、後半15分に矢島が魅せた。DF小野瀬康介のクロスは一度はね返されるが、MF山本悠樹がヘディングでつないだボールに反応。右太もものタッチでボールを落ち着けると、左足のシュートで豪快にネットを揺らし、1点差に詰め寄るゴールを記録した。

 その後はG大阪の流れとなり、7分後の後半22分にはFWパトリックがPKを沈めて同点に追い付いた。その後もボールを保持して押し込む時間帯を作ったが、勝ち越しゴールを奪えない。すると、同アディショナルタイムにFW小林悠に決勝点となるゴールを決められ、2-3で敗れることになった。

「自分たちがやろうとしていることを出せた場面もあった」し、「後半は良い攻撃を仕掛けて同点まで追い付けたのは良かった」と手応えも感じた。しかし、最終盤に決勝点を許しての敗戦に「結局負けているので、そういうところの差を改めて感じた」と悔しさを滲ませた。

(取材・文 折戸岳彦)
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