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90+6分の劇的決勝ゴール! 川崎F小林悠「こういう試合でヒーローになるのは自分」

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川崎FエースFW小林悠が劇的な決勝ゴール

[2.20 富士ゼロックススーパー杯 川崎F 3-2 G大阪 埼玉]

 このままPK戦に突入するかと思われた後半アディショナルタイム6分だった。途中出場のエースFW小林悠が土壇場でドラマティックな決勝ゴール。川崎フロンターレを2年ぶり2度目のゼロックススーパー杯制覇へと導いた。

 2-2で迎えた90+6分、MF田中碧の絶妙な縦パスでターンしたFW遠野大弥(←福岡)が前線にスルーパス。「大弥が前向きにボールを持ったときに相手より早く動いて、パスを出すスペースを作った」。巧みな動き出しでパスを呼び込んだ小林は右足を振り抜き、豪快なシュートをゴール左隅に突き刺した。試合終了のホイッスルが吹かれたのは、その直後だった。

 エースの仕事ぶりを見せた小林に、鬼木達監督も賛辞を送る。「途中から出たらチームを勝たせてくれる雰囲気がある。安心ぢて、期待を持って送り出せる選手だと改めて思いました」と目を細めた。

 2-0からG大阪に追いつかれる展開で、後半27分からの途中出場。「こういう試合でゴールを決めて、ヒーローになるのは自分だなと思ってピッチに入った」。90分間で勝敗が決しない場合はPK戦に突入していた。「新加入の選手も多く(ピッチに)いたので、PK戦で勝敗が分かれてしまったら責任を負わせることになるかなと考えた。できれば90分間で終わらせたい気持ちはあった」と、新加入選手たちへの配慮をのぞかせた。

 大黒柱の中村憲剛氏が抜け、新たな船出を切った。川崎F在籍12年目の33歳は、改めてリーダーの意識を高めている。「チームが良くなるために若い選手、新加入選手に“こっち側”にうまく入ってもらえるように自分も努力して、うまく間に入ってあげられたら」。フロンターレを伝え、積極的にコミュニケーションを取り、連携の向上を図ってきた。決勝ゴールは新加入FW遠野からのアシストだった。

 入団後初めて中村氏不在のシーズンを迎え、「たまに寂しくなる時はありますが、新しい選手と新しいチームで前を向いて、いい状態で進めている」。前に進む姿を結果で示し、「チームとしてはさらに多くのタイトルを獲りたいし、個人としてはもう一度得点王を目指したい気持ちが強い」と新シーズンの幕開けに闘志を燃やした。

(取材・文 佐藤亜希子)
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