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アンチェロッティ、リバプールとのダービーに「相手はライオン。恐れるのは当たり前」

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 エバートン指揮官カルロ・アンチェロッティが、リバプールとのマージーサイド・ダービーを前に意気込みを示している。

 プレミアリーグ第25節でエバートンは敵地アンフィールドでリバプールと激突する。それぞれ7位、6位につける両チームにとって、優勝争いに踏みとどまるためにも勝ち点3が絶対に欲しいところだ。

 アンチェロッティはこの試合に向けた会見で「ライオンが相手なんだから、恐れることは当たり前であり、とても重要なこと」と述べている。

「私はマドリーやミラノなど、多くのチームでダービーを経験してきた。これは言うまでもなく特別なゲームとなるだろう」

「これは普通の試合とは大きく異る。もしいつもの試合と同じだと思っている人がいたら、それは誤りだ。このような特別なダービーは多くのプレッシャーが伴うもの。時にそれは恐怖さえももたらす」

「しかし、私の考えでは恐怖は悪いことではない。恐怖心がなければ、猫だと思い込んだままライオンの前に立つことになるからだ。そして相手は猫ではなく、ライオンだ。恐れ、恐怖心を持つこともいいが、おそらくいつも以上に集中力が求められる。そして勇敢さも必要だ。自分たちのクオリティを示さなければならない」

 なお、エバートンは2010年10月以来、全コンペティションにおいてリバプールから勝利を奪うことができていない。イタリア人指揮官は日本時間20日26:30キックオフの一戦に向けて照準を定めた。

「ダービーという勝負はどのような状況においても勝ちたいものだ。エバートンにとっては久しぶりの勝利を経験するのに、適切な時期かもしれない。ピッチ上で何ができるのか、見てみよう」

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