いわてグルージャ盛岡は21日、モンテディオ山形DF小野田将人(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。

　小野田は柳ヶ浦高を卒業後、FC今治に加入。2019年には湘南ベルマーレに期限付き移籍をし、20年は山形に完全移籍をしていた。20シーズンのJ2リーグでは11試合に出場。昨年末には山形と契約更新にも至っていた。

　小野田は山形の公式サイトを通じ、「開幕直前にこのようなご報告をさせていただくこと申し訳ありません」とコメント。「試合に多く出場できず、チームに貢献することもできませんでしたが、一緒にプレーした選手やコーチングスタッフ、何よりも応援していただいたサポーターの皆様やチームに関わる皆様に支えられ、シーズンを終えることができました。素晴らしいクラブでプレーできたことを誇りに思います。ありがとうございました」と伝えている。

　岩手の公式サイトでは、小野田の特長について「スピードがありカバーリングに優れている。ビルドアップに長けたセンターバック」と評価。小野田は「自分自身初のJ3という舞台での挑戦になりますが、奢ることなく怯むことなく、チームメイトと切磋琢磨して成長したいと思います。そして何よりJ2昇格とJ3優勝という目標を達成するために、怪我なく1年間プレーしチームに貢献していきます」と意気込みを語っている。

以下、プロフィール
●DF小野田将人
(おのだ・まさひと)
■生年月日
1996年5月4日(24歳)
■身長/体重
180cm/69kg
■出身地
岡山県
■経歴
吉備FC-サウーディFC-柳ヶ浦高-FC今治-湘南-FC今治-山形
■出場歴
J1リーグ:10試合1得点
J2リーグ:11試合0得点
JFL:56試合5得点
四国リーグ:19試合4得点
カップ戦:5試合0得点
天皇杯:7試合0得点

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