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モウリーニョ、トッテナムの「問題」を認めるが…

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 ジョゼ・モウリーニョ監督はトッテナムの問題を認めつつ、危機的状況ではないと考えている。『BBC』が伝えた。

 トッテナムは21日のプレミアリーグ第25節ウエストハム戦に1-2で敗れ、リーグ戦の直近6試合で5敗目を喫した。消化試合は1試合少ないが、9位に位置しており、4位のウエストハムから勝ち点差9をつけられる形となった。モウリーニョは 「私には解決できない問題がある」と認めつつ、「これが危機だとは言わない」と語っている。 

「これが危機だとは言わない。これは単に悪い、悪い悪い結果だと言いたい。それは明らかだ。あまりにも試合を落としすぎている」

 日曜日の時点では、ウエストハムのホームであるロンドン・スタジアムで勝てなかった場合、モウリーニョが監督を解任される可能性があるとも言われていた。

 2度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝経験を持つモウリーニョに対して、試合についての守備的なアプローチを批判するファンもいる。だが、トッテナムのスランプがモウリーニョのマネジメントスタイルによるものなのかと聞かれると、こう返答している。

「いいや、まったくそうは思わない。私とコーチ陣のやり方は、世界の誰にも負けないものだ」

「ずっと長いあいだ、監督の私では解決できない問題をチームは抱えているのだと思う」

 モウリーニョはUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)の制覇が、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得への最も可能性の高い方法だと示唆した。

「ヨーロッパリーグで、私たちは生き残っている。そこに可能性は残されている。ヨーロッパリーグを制覇することで、チャンピオンズリーグへの道が開けるかもしれない」

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