beacon

アペルカンプ真大、復帰戦で原口&室屋沈める今季2点目「ピッチに戻れて嬉しい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.21 ブンデスリーガ2部第22節 デュッセルドルフ 3-2 ハノーファー]

 デュッセルドルフに所属するMFアペルカンプ真大(20)が復帰戦で今季2得点目をマークし、日本人対決を制した。

 アペルカンプは今季、昨年12月16日のオスナブリュック戦でプロキャリア初ゴールを記録。コンスタントに出場機会を得ていたが、1月22日のグロイター・フュルト戦で負傷。5試合ぶりとなる復帰戦を勝利で飾った。「今日はとても嬉しいよ。ピッチに戻ることができて本当に嬉しかったし、ホームの重要な勝利も嬉しく思う」と喜びを口にしている。

 アペルカンプは後半13分から途中出場し、日本代表MF原口元気とDF室屋成所属のハノーファーとの日本人対決が実現。1-1で迎えた前半45分に退場者が出たデュッセルドルフは後半を10人で戦っていた。しかし、数的不利の中で後半7分、MFフェリックス・クラウスのゴールで勝ち越しに成功。すると、カウンターからアペルカンプに見せ場が訪れた。

 後半31分、左サイドのロングスローからカウンターを発動。FWダヴィド・コフナツキが自陣からスピードに乗ったドリブルで持ち上がり、並走していたアペルカンプにラストパス。アペルカンプはエリア内に侵入してGKとの1対1を制し、右足シュートを左ポストに当ててネットを揺らした。

「ハーフタイムの直前に数的不利に陥って、もちろん困難だった。でも、僕たちはハーフタイム明けに1人少ない状況ですぐにスコアを2-1にした。僕が3-1のゴールを決めたときは3対3の状況を作って強烈なカウンターアタックに出た。最初に良いコンタクトができて、それからゴールを決めることができた」

東京都出身のアペルカンプは15年夏、三菱養和のジュニアユースからドイツへ渡り、デュッセルドルフのアカデミーに入団し、19年にプロ契約を結んだ。

●ブンデスリーガ2020-21特集
●海外組ガイド

TOP