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冨安健洋に伊紙から絶賛!「事実上不可欠」SDは国外クラブからの問い合わせ明かす

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ボローニャDF冨安健洋

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋のサッスオーロ戦でのプレーについて、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』などが21日、評価を下した。

 今季セリエA全試合にフル出場する冨安は20日、セリエA第23節において同じくエミリア・ロマーニャ州に拠点を置くサッスオーロとのダービーに右サイドバックとして先発。左SBを務めるDFアーロン・ヒッキーの退場後は左サイドでもプレーし、この日もフル出場を果たした。チームは1-1と引き分けたが、若き日本代表DFは現地において高い評価を受けている。

『コリエレ・デロ・スポルト』は、冨安のパフォーマンスについてチーム内最高評価を得たDFアダマ・スマオロの「7」に次ぐ「6.5」と採点。「ユーティリティ性があるジョーカーで、ポジションチェンジもできる。事実上、不可欠な選手であると言える。右サイドから左サイドへと移ったが、問題はなかった」などと賛辞を贈った。

 ボローニャの地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』も、冨安を高く評価。同じく「6.5」をつけ、「素晴らしいキャリアを築いている右サイドで先発し、厄介な状況からチームを2回ほど救った。ヒッキーのレッドカードの後は左サイドに移ったが、これまで何度もそうだったように、すべてのプレーが良い」と絶賛した。

 なお冨安を巡っては、ボローニャのリッカルド・ビゴンSD(スポーツディレクター)も、サッスオーロ戦終了後に『スカイスポーツ』のインタビューで言及。「若い選手であり、本物のカルチョの経験はわずか1シーズンほどだが、成長の余地は大きい。より高いレベルでプレーするべき選手であり、イタリアだけでなく、国外のクラブからも問い合わせが来た。この調子で取り組み、マリシアの面で成長しなければならない」などと語っている。

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