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大分は鈴木&岩田ら主力流出も…片野坂監督「良い手応えを感じている」

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片野坂知宏監督とFW長沢駿

 大分トリニータ片野坂知宏監督が23日、今週末に控えるJ1開幕節の徳島戦に向けたオンライン記者会見に出席し、「9位以上の一桁順位を目指してやっていきたい」と意気込みを語った。

 片野坂監督は今季が就任6年目。2016年のJ3優勝とJ2昇格、18年のJ1昇格を経て、19年からトップカテゴリに定着させている。ところが今季はDF鈴木義宜(清水)、DF岩田智輝(横浜FM)といったJ3時代からチームを牽引してきた選手が他クラブに移籍。昨季の得点源となっていたMF田中達也(浦和)も引き抜かれるなど、4チーム降格の苦しいシーズンを前にチームの再編成を迫られている。

 それでも片野坂監督は「20チームで戦うということで優勝争い、順位争い、残留争いが厳しくなる覚悟の中で準備してきた」とし、「昨年まで共に戦った主力選手が移籍で抜けてしまった中、新加入選手と既存の選手でどういうサッカーを目指していくかをキャンプや練習試合で共有してきた」と自信を表明。現在のチーム状況についても「新加入選手の高い意識でチャレンジしてくれているし、戦術の共有でも積極的に取り組んでくれていて、良い手応えを感じている。いいゲームができると期待している」と前向きに語った。

 また仙台から加入したFW長沢駿も会見に出席。「片野坂監督になって長いシーズンやっているので、チームの多くが戦術を分かっている。また新加入の選手が多いけど、僕も含めて早めにチームの決まり事を取り入れてプレーすることができている。練習試合でも練習でも良い手応えが得られている」と手応えを語った。

 そんな長沢のストロングポイントは192cmの長身。「まずは高さを生かしたプレーを見てもらいたい。ただ前線からの守備やハードワークなどチームを助ける部分もできる」とアピールポイントを語ったストライカーは「昨年が9得点だったのでプラス1で二桁は取りたい。そこに到達しないといけないと思っている」と目標を示した。

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