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徳島は監督不在で開幕へ…甲本ヘッドコーチ「心配はしていない」

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甲本偉嗣ヘッドコーチとMF渡井理己

 徳島ヴォルティス甲本偉嗣ヘッドコーチが23日、今週末に控えるJ1開幕節の大分戦に向けたオンライン記者会見に出席し、「ゲームをしっかり支配して、僕らが主導権を握ったサッカーをしながら降格しないラインを目指す」と目標設定を行った。

 徳島は昨季のJ2優勝に大きく貢献したリカルド・ロドリゲス監督が浦和の指揮官に抜擢され、ダニエル・ポヤトス氏が新たに監督に就任。ところがチーム始動を前に日本国内で緊急事態宣言が発出され、原則として新規入国が禁止されたためポヤトス監督はいまだに入国できず、開幕節は甲本ヘッドコーチが指揮を執る見込みとなっている。

 ポヤトス監督はキャンプなどにおいて、オンラインを通じて指示を出したり、ミーティングを行っていた様子。J1リーグ1年目にして大きなハンデを負う形となっているが、甲本ヘッドコーチは「監督が入れない中でスタートしたが、ポジティブにやってくれているし、スタッフも一丸となって前に進んで行けている印象がある」と前向きに語った。

 そこでチームの中心となっているのはこれまでも主将を務めてきたMF岩尾憲だという。代行指揮官は「監督がいない中でも濃いミーティングができているので心配はしていない。選手たちもポジティブに捉えて取り組んでくれている。監督がいないからこうだというわけではなく、キャプテンの岩尾を中心に『俺たちでやらないといけない』という話が出ている。僕はそれを活かしてやっていければ」とチームづくりへの意気込みを示した。

 また会見にはMF渡井理己も出席。「ゴール前のドリブルやアシストを見てもらいたい」とアピールポイントを語った背番号10は「チームとしては7年ぶりのJ1になるが、昨季J2で戦ってきたスタイルを継続しつつ、J1という新しい舞台だけど徳島の力を出し切って、勝利を持ってこられるように全員で頑張っていきたい」と決意を述べた。

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