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バイエルン副監督クローゼ「ラツィオとの違いは明らかに。レバは本当に弱点が少ない」

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 バイエルンのアシスタントコーチを務める元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ氏が、22日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣ラツィオとの対戦へ向けて語った。

 23日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝ラウンド1回戦のファーストレグ、ラツィオvsバイエルンが控えるなか、現役時代に両チームで活躍した経験を持つクローゼ氏がイタリア紙のインタビューで口を開き、自身の見解を示した。かつてラツィオで2011年から2016年にかけて5年間プレーし、通算63ゴールをマークした元ドイツ代表FWは、シモーネ・インザーギ率いる古巣についてこのように分析している。

「(チーロ)インモービレ、ルイス・アルベルト、それに(ホアキン)コレアも良いプレーをする。それから(セルゲイ)ミリンコビッチ(サビッチ)は両足が使える上、ボールをキープするのが上手く、良いシュートも持っている。ラツィオは危険な武器をいくつも持っていると思う。しかし明確にしておきたい。バイエルンが適切な形でピッチに入ることができれば、ラツィオとの違いは明らかに見えるだろう」

 バイエルンとラツィオの対戦においては、昨シーズンにヨーロッパ・ゴールデンシューを競い合った両チームのエース、FWロベルト・レバンドフスキとインモービレの対決にも注目が集まる。

「レワンドフスキは絶対的なトッププレーヤーだ。すでに以前から彼のことは非常に高く評価していた。しかし、彼を指導する立場に回って毎日の練習を見て思うが、彼には本当に弱点が少ない。ロベルトは両足が使えるし、ヘディングも強い。さらに状況理解力に加えてスピードもある。インモービレも非常に上手い選手だよ。チャンスを作り出し、縦への攻撃ができるし、良いシュートもある。しかし私の考えでは、レワンドフスキの方が彼を上回る何かを持っている」

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