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[MOM3402]国見FW川添空良(1年)_涙の前日から成長示すスライディングシュートでの先制点!

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国見高の1年生FW川添空良は決勝で先制点の大仕事

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.22九州高校(U-17)決勝 国見高 3-0 佐賀東高 島原陸上]

 前日からの成長を示すゴールだった。国見高は0-0の前半24分、右サイドをワンツーで崩すと、MF田崎翔真(2年)のグラウンダーのラストパスをFW川添空良(1年=Verslien FC出身)がスライディングシュート。左足で合わせたボールは左ポストを弾いてゴールラインを越えた。

 身体を投げ出して決めた先制点。国見の木藤健太監督は、「(川添の)ああいうスライディングしてのプレーをあまり見たことが無かったです」と微笑む。前日の大分鶴崎高戦では同じようなシチュエーションで川添は飛び込むことができずに見送ってしまい、チャンスを逸する形に。指揮官はそのプレーの直後に交代を命じ、川添は涙を流して悔しがっていたという。

 前日の試合について、川添は「上手く試合に入れなくて、自分の中でも頭の中で分からなくなっていた」と振り返る。大会直前にボランチからFWへコンバート。「ビックリして、できるかなと心配でした」という不安は的中し、結果を残せず、ここぞの場面で身体を動かすこともできなかった。

 だが、「絶対に決めてやろうという気持ち」で臨んだ決勝で前日の反省を活かすファインゴール。「今日は落ち着いてプレーできましたし、あそこでしっかりとスライディングができたので良かったです」と喜び、木藤監督も「今日ああやってスライディングするようになったというのが、子供の悔しさをバネに成長するところなのかなと」と目を細めていた。

 木藤監督も評価した前線で起点になる動きと、動き出しの速さも発揮。そして、ゴールも決めて優勝に貢献した川添は、「次のサニックス杯(3月)でまたチームに貢献できるように頑張りたいです。(強豪相手に)ゴールを決めたいと思います」と力を込めた。国見の各選手は、厳しい戦いの中で木藤監督も認める成長。決勝でチャンスを得た川添も大舞台で成功体験を得て、また一つ成長して九州新人大会を終えた。

(取材・文 吉田太郎)

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