サガン鳥栖の金明輝監督が24日、J1開幕戦・湘南戦(27日・レモンS)に向けたオンライン記者会見に出席し、「ここで湘南さんに勝てれば乗れると思うし、大切な一戦になる」と意気込みを語った。

　コロナ禍の昨シーズンは湘南とのホーム&アウェー2試合を中3日で行う日程となり、いずれも引き分け。金監督は「個人的にやりにくい対戦相手。チャレンジャー精神を持って戦う」と警戒。キャンプでは昨季の課題だった得点力の向上にも取り組み、「チームとして共有することを綿密にした」と手応えをにじませた。

　昨季は13位でシーズンを終えた鳥栖。今季は下位4チームが降格となるが、「結果的に引き分けが15試合あったんですが、得点数を伸ばして半分以上を勝ちに持ってくればいい形になるのではないかと思う」と展望した。

「見て欲しいポイントは継続しているビルドアップ、ポゼッション、ただ回すだけじゃなくアタッキングサードでボールを出し入れしたり、ボールと人が侵入する。リスク管理をしながらシュート回数を増やせるような取り組みはしてきたので、ピッチの上で表現できたら」(金監督)

　会見にはMF松岡大起も出席。昨季はセンターバックを経験するなどプレーの幅を広げたが、「いろんなポジションを経験できてよかったと思う中で、自分の中ではボランチでしっかり結果を出していきたい」と意欲を燃やすと、「自分たちのゲームに持っていけるようにしたい」と開幕必勝を誓った。

---

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!