10人のアタランタに攻めあぐねたR・マドリー、メンディの終盤ミドル弾でなんとか先勝!
[2.24 欧州CL決勝T1回戦 アタランタ0-1R・マドリー]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は24日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、レアル・マドリー(スペイン)がアタランタ(イタリア)を1-0で下した。アタランタが序盤に退場者を出すも、数的優位のR・マドリーはアウェーゴールを奪えない展開が続いたが、終盤にDFフェルラン・メンディのミドルシュートが決まって辛くも勝ち切った。
R・マドリーはFWカリム・ベンゼマ、DFセルヒオ・ラモス、DFダニエル・カルバハル、DFマルセロ、MFフェデリコ・バルベルデ、FWロドリゴ・ゴエスら中心選手を負傷で欠く苦しい状況。トップチーム所属のフィールドプレーヤーが11人しかいない中、FWマリアーノ・ディアス以外の10人が先発のピッチに立った。
そんなスペイン王者に対し、アタランタのプレッシングが序盤から機能。R・マドリーは細かくパスを繋いでなんとかいなそうとするも、うまく前進できない時間が続いた。
ところが前半17分、R・マドリーは“0トップ”の役割を担ったMFイスコのポストプレーを起点にメンディが絞ってきて突破を見せると、これをMFレモ・フロイラーがファウルで阻止。フロイラーには一発レッドカードが提示され、アタランタは早くも数的不利の状況となった。
アタランタは前半30分、FWデュバン・サパタが負傷でプレーを続けられず、MFマリオ・パサリッチを投入。さらに苦しい状況となった。ところがR・マドリーは同35分過ぎから、MFルカ・モドリッチのミドルシュートやMFビニシウス・ジュニオールの突破で好機をつくったが、いずれも決め切れずに均衡を破れない。
アタランタは少ないチャンスながら攻撃でも奮闘。前半40分過ぎにはDFべラト・ジムシティのクサビのパスからFWルイス・ムリエルが惜しいシュートを狙うと、アディショナルタイム1分にMFトニ・クロースのFKからDFラファエル・バランに決定的なヘディングシュートを放たれたが、GKピエルルイジ・ゴリーニがビッグセーブを見せ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。
後半は立ち上がりからR・マドリーが一方的に主導権を握り、次々に決定機を創出。9分、FWマルコ・アセンシオのクロスに対してビニシウスがフリーになり、ゴール正面からシュートを放った。ところが、浮かせたボールはゴール上へ。絶好のチャンスを逃してしまった。
そのまま時間が進んで後半31分、R・マドリーはイスコとアセンシオを下げてカスティージャ所属のFWウーゴ・ドゥーロとFWセルヒオ・アリバスを投入。それでも攻めあぐねる展開は続き、そのまま試合が終わるかと思われた。ところが41分、R・マドリーは左サイド起点のビルドアップからメンディがミドルレンジから右足一閃。これがゴール右隅に突き刺さり、土壇場で決勝点を奪ったR・マドリーが数的優位となった第1戦をなんとか白星で終えた。
第2戦はR・マドリーのホームで3月16日に開催。負傷者の復帰も期待できるR・マドリーはカゼミーロが出場停止となっている。
●チャンピオンズリーグ(CL)20-21特集
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は24日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、レアル・マドリー(スペイン)がアタランタ(イタリア)を1-0で下した。アタランタが序盤に退場者を出すも、数的優位のR・マドリーはアウェーゴールを奪えない展開が続いたが、終盤にDFフェルラン・メンディのミドルシュートが決まって辛くも勝ち切った。
R・マドリーはFWカリム・ベンゼマ、DFセルヒオ・ラモス、DFダニエル・カルバハル、DFマルセロ、MFフェデリコ・バルベルデ、FWロドリゴ・ゴエスら中心選手を負傷で欠く苦しい状況。トップチーム所属のフィールドプレーヤーが11人しかいない中、FWマリアーノ・ディアス以外の10人が先発のピッチに立った。
そんなスペイン王者に対し、アタランタのプレッシングが序盤から機能。R・マドリーは細かくパスを繋いでなんとかいなそうとするも、うまく前進できない時間が続いた。
ところが前半17分、R・マドリーは“0トップ”の役割を担ったMFイスコのポストプレーを起点にメンディが絞ってきて突破を見せると、これをMFレモ・フロイラーがファウルで阻止。フロイラーには一発レッドカードが提示され、アタランタは早くも数的不利の状況となった。
アタランタは前半30分、FWデュバン・サパタが負傷でプレーを続けられず、MFマリオ・パサリッチを投入。さらに苦しい状況となった。ところがR・マドリーは同35分過ぎから、MFルカ・モドリッチのミドルシュートやMFビニシウス・ジュニオールの突破で好機をつくったが、いずれも決め切れずに均衡を破れない。
アタランタは少ないチャンスながら攻撃でも奮闘。前半40分過ぎにはDFべラト・ジムシティのクサビのパスからFWルイス・ムリエルが惜しいシュートを狙うと、アディショナルタイム1分にMFトニ・クロースのFKからDFラファエル・バランに決定的なヘディングシュートを放たれたが、GKピエルルイジ・ゴリーニがビッグセーブを見せ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。
後半は立ち上がりからR・マドリーが一方的に主導権を握り、次々に決定機を創出。9分、FWマルコ・アセンシオのクロスに対してビニシウスがフリーになり、ゴール正面からシュートを放った。ところが、浮かせたボールはゴール上へ。絶好のチャンスを逃してしまった。
そのまま時間が進んで後半31分、R・マドリーはイスコとアセンシオを下げてカスティージャ所属のFWウーゴ・ドゥーロとFWセルヒオ・アリバスを投入。それでも攻めあぐねる展開は続き、そのまま試合が終わるかと思われた。ところが41分、R・マドリーは左サイド起点のビルドアップからメンディがミドルレンジから右足一閃。これがゴール右隅に突き刺さり、土壇場で決勝点を奪ったR・マドリーが数的優位となった第1戦をなんとか白星で終えた。
第2戦はR・マドリーのホームで3月16日に開催。負傷者の復帰も期待できるR・マドリーはカゼミーロが出場停止となっている。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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