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カペッロ氏、レアル戦でのアタランタMF一発退場に疑問「馬鹿げた判定」

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序盤にレッドカードを受けたMFレモ・フロイラー

 かつてレアル・マドリーを率いたイタリア人指導者のファビオ・カペッロ氏が、アタランタvsレアルにおける判定に疑問の声を上げた。

 現地時間24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ラウンド16第1戦アタランタvsレアルの前半17分、アタランタMFレモ・フロイラーがPA外でDFフェルラン・メンディを倒したとして、主審に一発退場を命じられた。

 アタランタは早々に数的不利となり、その後は粘り強く戦ったものの、終盤の後半41分にレアルのメンディに先制弾を献上。その1点がこの試合唯一のゴールとなり、0-1で敗れている。

 カペッロ氏は『Sky Sport Italia』に対して「あの判定は馬鹿げたものだった」と述べ、フロイラーへのレッドカードが相応ではなかったと主張した。

「先日はラツィオvsバイエルンでも(ラツィオに)PKが与えられなかった。そしてこの試合についても私は疑問を持ち始めているよ」

「フロイラーが相手を止めた。確かにファウルだとは思うが、あれはPA外での対応だ。おそらくイエローカードで十分だったはず。それが一発でのレッドカードなんてまったくもって馬鹿げているし、説明がつかないものだ。あの判定でこの試合は一気に台無しになった」

 この試合では敗れたものの、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督率いるアタランタの頑張りに、カペッロ氏は労いの言葉をかけた。

「ゲームを壊された形になったが、アタランタはよくやっていると思う。彼らは変わらず力強いパフォーマンスを発揮しているね。ボールの動かし方は見事なものだ」

 序盤に退場者を出して苦しい戦いを強いられたアタランタ。結果としてホームでの初戦を0-1で落とすことになったが、敵地で巻き返すことはできるのか。サンティアゴ・ベルナベウでの第2戦は3月16日に行われる。

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