beacon

原口元気との衝突から危うく乱闘騒ぎ…ハノーファーの練習で不穏な空気、暴力行為のDFは処分へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

ハノーファーMF原口元気

 24日、ブンデスリーガ2部ハノーファーのトレーニンググランドで、MF原口元気とDFシモン・ファレットが衝突した。『ビルト』などドイツ複数メディアが報じている。

 この日の練習、原口とファレットは接触を発端に激しい口論に。直後、激昂したファレットは原口を押し倒すと、間に入ったチームメイトたちにも殴りかかろうとしたようだ。

 ケナン・コジャク監督に抑制されるも怒りが収まらないファレット。同僚の1人は頭突きをくらうところを危うく逃れたが、ほかの1人が喉に前腕を押し付けられるなど一時は大きな騒ぎになったとのことだ。

『ビルト』によれば、その後なんとか事態を収拾したコジャク監督はファレットをチーム練習から外し、個別でのランニングを命じた。クラブ公式も練習での衝突に関して伝えており、練習後には「2人が握手を交わし、和解した」とのこと。ゲルハルト・ツーバーSD(スポーツディレクター)のコメントも掲載されている。

「この件について2人のプレーヤーとしっかりと話し合った。トレーニングでヒートアップするのは普通のことだ。それでもシモンは今日のようなことはやってはいけない。認められない行為だ。ただ、彼もオーバーリアクションしたことを自覚している」

 なお、報道によればファレットは少なくとも高額の罰金処分、クラブのマルティン・キンド会長の判断次第では追放処分が科される可能性もあるという。

●ブンデスリーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP