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残留争う大一番で日本人の先発ゼロ…武藤が途中出場したエイバル、ホームでウエスカとドロー

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エイバルとウエスカは1-1のドロー

[2.27 ラ・リーガ第25節 エイバル1-1ウエスカ]

 ラ・リーガ第25節が27日に行われ、MF乾貴士とMF武藤嘉紀の所属する17位エイバルは、ホームでFW岡崎慎司を擁する20位ウエスカと1-1で引き分けた。乾は2試合連続、武藤は3試合連続、岡崎は2試合連続でベンチスタート。注目の日本人対決だったが、ピッチに立ったのは後半25分に投入された武藤のみだった。

 残留圏内ぎりぎりの17位エイバルと、2ポイント差の最下位ウエスカが激突した一戦。8試合ぶりの勝利を狙うエイバルは、序盤にいきなりアクシデントに見舞われた。前半15分、DFペドロ・ビガスが最終ラインからドリブルで攻め上がった際に右足を痛めて転倒。筋肉系のトラブルでプレー続行不可能となり、同17分にDFアナイス・アルビージャが緊急投入された。

 スコアレスの時間が続く中、前半アディショナルタイム1分にはエイバルMFブライアン・ヒルがPA内左から右足でループ気味のシュート。しかしクロスバーを叩き、そのまま0-0で前半終了となった。

 後半もゴールが生まれずにいると、エイバルは後半25分にFWセルヒ・エンリチを下げ、武藤をピッチに送り出す。その後、同34分までに5枚の交代カードを使い切ったが、乾に出番は訪れなかった。

 すると後半36分、アウェーのウエスカが均衡を破る。右サイドからDFパブロ・マフェオがクロスを送り、PA内中央のFWサンドロ・ラミレスがトラップから右足で蹴り込んだ。

 しかし、エイバルは直後の後半38分に追い付く。左CKからキッカーのMFアレイクス・ガルシアが右足でクロス。ニアのMFパパクリ・ディオプが頭でゴール右に決め、1-1とした。

 ウエスカは交代枠を1つ残していたが、岡崎に声がかからないまま1-1で終了のホイッスル。エイバルは8戦未勝利(3分5敗)、ウエスカは2試合負けなし(1勝1分)となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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