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高卒ルーキーFWブワニカ啓太が価値ある同点弾!! GK鈴木椋大がPKストップの千葉が甲府と開幕ドロー

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[2.28 J2リーグ第1節 千葉 1-1 甲府 フクアリ]

 J2リーグは28日、第1節を開催し、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉ヴァンフォーレ甲府が対戦。前半アディショナルタイムにMF中村亮太朗の得点で甲府が先制するが、後半12分にFWブワニカ啓太の得点で千葉が追い付き、1-1で引き分けた。

 尹晶煥監督体制2年目を迎えた千葉は、新戦力のFW大槻周平、FW岩崎悠人、MF福満隆貴、DF鈴木大輔らを先発起用。伊藤彰監督が率いて3年目を迎えた甲府は、今季加入のFW金井貢史、FW有田光希、FW三平和司、そして大卒ルーキーのDF関口正大(特別指定選手として昨季Jデビュー済)らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半13分には甲府が思わぬ形から好機。鈴木大輔のバックパスを受けたGK鈴木椋大にプレッシャーを掛けたFW有田光希がPA内でボールを奪い、フィニッシュまで持ち込む。しかし、何とか食らいついた鈴木椋大に阻まれてネットを揺らすには至らなかった。

 その後は両チームともにシュートチャンスを生み出し、前半37分には右サイドから送られたボールでMF野津田岳人が抜け出したものの、左足のシュートはポストを叩いてしまう。好機を逃した甲府だったが、同アディショナルタイムに先制に成功。左サイドのDF荒木翔のラストパスをPA内で受けたMF中村亮太朗が右足で蹴り込んでスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った千葉は後半あたまから、MF末吉塁と高卒ルーキーのFWブワニカ啓太を投入して状況を打開しようと試みる。すると、同12分、左サイドのDF安田理大が送ったクロスをブワニカが打点の高いヘッドでネットを揺らし、千葉が試合を振り出しに戻した。

 後半アディショナルタイムにPA内でDF小柳達司のシュートがDF岡野洵のハンドを誘って甲府がPKを獲得。しかし、キッカーを務めた野津田のシュートを鈴木椋大が見事にセーブして、千葉が勝ち越しゴールを許さず。試合は1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)
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