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昇格初年度の秋田、開幕黒星も新たな一歩…齋藤恵太がクラブ史に残る“J2初ゴール”

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[2.28 J2第1節 群馬2-1秋田 正田スタ]

 J2昇格初年度となるブラウブリッツ秋田が開幕戦に挑んだが、惜しくも黒星スタートとなった。吉田謙監督は「選手たちはひたむきに、全力でプレーしてくれた。挑戦は成長を約束してくれるものなので、これからも貫いて秋田らしく戦いたい」と前を向いた。

 昨季のJ3を独走優勝した秋田は4-4-2のシステムを継続し、新戦力ではDF増田繁人(←藤枝)、MF稲葉修土(←富山)、MF飯尾竜太朗(←仙台)が開幕スタメン入り。そのほかは昨季の優勝メンバーが先発に名を連ねた。

 クラブ史上初めてJ2のステージで開幕を迎えたが、DF鈴木準弥は「J2から落ちてきたチームとの対戦、去年フロンターレと試合が出来たことは気持ち的にも感覚的にも大きかった」と指摘。昨年末の天皇杯準決勝川崎フロンターレ戦(●0-2)の経験を糧に「気負いすぎず、やるべきことをしっかりやろうと臨めた」と振り返った。

 前半4分にセットプレーから失点したが、一矢報いたのが前半23分。PA左手前から飯尾がクロスを入れると、ゴールライン際から鈴木、MF稲葉修土とダイレクトでつなぎ、FW齋藤恵太が右足ハーフボレーで豪快にネットを揺らした。

 昨年のJ3開幕戦岩手戦(○4-0)に続く2年連続のチーム“1号”であり、J2のカテゴリーではクラブ史上初ゴール。齋藤は「自分たちがやろうとしているサッカー自体は、去年に引き続きなんですが、出来た部分はあった」。後半38分に決勝ゴールを許し、惜しくも黒星発進となったが、挑戦の新シーズンは始まったばかり。鈴木は「カテゴリーが変わって簡単には勝てないが、応援してくれる方がいる限りは結果を残したい。サポーターの方に勝利を届けたい」と次節を見据えた。

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