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チョウ監督「一発あるなと予想できた」京都MF三沢がJ2個人昇格初戦で初ゴール!

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MF三沢直人

[2.28 J2第1節 相模原0-2京都 ギオンス]

 京都サンガF.C.の新加入MF三沢直人が、途中出場のJ2デビュー戦で初ゴールを記録した。「途中から入ったので、絶対に流れを変えないといけないと思っていた」。ミドルレンジからとっさの判断で右足を振り抜き、追加点となる弾丸シュートをゴール左隅に突き刺した。

 J3で過ごした3年間で通算21ゴールを記録した三沢は今季、ガイナーレ鳥取から京都に完全移籍。J2リーグへの個人昇格を果たすと、開幕節からベンチ入りを果たした。さらに後半22分には途中出場のチャンスを得ると、終盤の攻勢に加わって堅実なプレーを披露。同40分には勝敗を決定づける追加点まで奪ってみせた。

 ゴールの場面、右サイドからの横パスを受けた三沢は当初、パスの選択肢も浮かんでいたという。「もらったときにはパスを考えていたけど、相手が早く動いてきたので逆を突いて、前に運んでいってうまくシュートを打てた」。ミドルレンジから意表を突いて放ったシュートは追い風の影響も受け、ドライブ回転でゴール左隅に突き刺さった。

 専修大から2018年にYS横浜に加入し、今季がJリーグ4年目となる25歳にとってはこれがJ2初ゴール。もっとも、初ゴールへの感慨はそれほどなかったようだ。試合後のオンライン会見で報道陣から心境を問われた三沢は「そんなに変わりはない。昨日嫁が誕生日だったので今日決められて良かったというくらい」とあっさり振り返っていた。

 なお、そんな三沢の活躍だが、指揮官にとっては想定内だったようだ。「ああいったダイナミックなプレーが得意な選手で、今日のところだと一発あるなというのが予想できたので、うまくいきすぎた」と振り返ったチョウ・キジェ監督は「記念すべきゴールですが、これを機にもっといい選手になってもらいたい」とさらなる期待を寄せた。

(取材・文 竹内達也)
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