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スコールズ氏がリバプールで苦労するチアゴに「クロップの選手ではない。マンUにより適した選手」

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リバプールMFチアゴ・アルカンタラ

 元マンチェスター・ユナイテッドポール・スコールズ氏は、MFチアゴ・アルカンタラリバプール行きは間違いだったと感じているようだ。

 昨シーズンにバイエルンでトレブル達成に貢献したチアゴは、昨夏の移籍市場でリバプールに加入。しかし、コンディション不良やユルゲン・クロップ監督の戦術への適応面での苦労があり、ここまで期待に応えられるような活躍を残せてはいない。

 そんなスペイン代表MFの現状を受け、スコールズ氏は『プレミアリーグ・プロダクションズ』で「中盤に3人を並べるリバプールのプレースタイルにおいて、彼が良い脚を持っているとは思わないから、中央の役割こそ彼が望んだとおりのものだった。しかし、3枚の中盤のよりワイドな位置でプレーする場合、彼のプレースタイルとは異なるから、ピッチを動き回ることはとても難しい」

「彼には中盤に腰を下ろす必要がある。試合をコントロールし、他の選手を活かすことこそ彼の強みで、リバプールのスタイルが彼に適したものであるかは疑問に思う。彼はユルゲン・クロップのタイプの選手ではないだろう? 彼(クロップ監督)が擁する中盤やフォワードの選手たちはすべてのことを時速100マイルでやっている」

「だから、マンチェスター・ユナイテッドこそ彼により適したクラブだと思う。ディフェンス面で優れる中盤の底の選手と2枚のミッドフィールダーを起用するスタイル。ここでなら、彼は試合を落ち着いてコントロールできるはずだ」

「ユルゲン・クロップとリバプールは試合をコントロールしているというよりも、相手チームの喉元めがけて攻撃しているように見える。彼(チアゴ)には相手ミッドフィールダーを圧倒するだけのエネルギーがない」

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