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柏の新戦力MF椎橋が2戦連続先発、シュートへの意欲見せるも「反省してつぎに活かしたい」

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千葉の名門・市立船橋高出身の椎橋慧也(左)

[3.3 ルヴァン杯グループC第1節 柏0-1横浜FC 三協F柏]

 今季、ベガルタ仙台から完全移籍で柏レイソルへ加入したMF椎橋慧也。2月27日のJ1開幕戦に続いて、公式戦2試合連続で先発を飾った。中盤での守備とパスでの展開に加えて、「チームとしてシュートを打っていこう」という意識のもと横浜FC戦に臨んでいた。

 チームとしてシュートが遠のいていた後半34分には、椎橋が敵陣でボールを奪ってゴール前まで持ち込みコースを狙ったがゴールマウスをとらえきれず。直後にはFW呉屋大翔が落としたところをミドルシュートで狙うも、枠を越えてしまった。チーム最多タイとなる4本のシュートと積極性を見せた椎橋だが、「ゴール前のクオリティをしっかり上げればチームを勝たせることはできた。反省してつぎに活かしたい」と雪辱を誓った。

 同じく今季に加入したFWイッペイ・シノヅカは、横浜FC戦で後半頭からFWクリスティアーノに代わって出場し、柏デビューを果たした。地元で育ったイッペイにとって憧れのチーム。「レイソルのユニフォームを着れたことはすごいうれしい」と待望のプレーとなったが、「そのデビュー戦で勝てなかったことはくやしいです」と唇をかんだ。

 最初はクリスティアーノのポジションのまま左サイドに入ったイッペイは、「ボールロストする場面も多かった」と自身のプレーを反省する。しかし、後半24分にFW鵜木郁哉が投入されると、鵜木が左サイドに入りイッペイは前線におさまった。「ポジションがFWに移ってからはいいプレーもあったので、それはプラス材料だった」と敗戦の中でも前を向く。

 公式戦2連敗スタートとなってしまったが、柏のネルシーニョ監督は「敗戦を喫してしまったときはフラストレーションがたまる展開が多いですけど、今日はピッチに出た選手が攻撃の手をゆるめずにしっかりと戦ってくれた」と手応え。「少しでも早く今季の初勝利を飾りたいと思っています」と6日のJ1第2節・湘南戦を見据えた。

(取材・文 奥山典幸)
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