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関東勢撃破へ使命を抱く…東海選抜・澤登監督「風穴を開けたい」

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東海選抜を指揮する澤登正朗監督

[3.3 デンチャレ 東海選抜1-0中国・四国選抜]

 東海選抜は前半17分にFW小松慧(常葉大2年=青森山田高)が奪った得点を守り抜いて、中国・四国選抜を1-0で撃破。澤登正朗監督は「決めきるところで決めていればもう少し楽な試合になったと思うが、勝ち点3を取るという目標は達成できた」と一定の評価を与えた。

 しかし内容面では好機を逸し続けた印象も残した。特に前半に追加点を奪えなかったことで、後半、相手の圧力に押し込まれる場面もあった。澤登監督も「一人ひとりの運動量が少なくなってしまった。人で修正しようとしたけど、なかなかうまくいかなかった」と課題として挙げた。

 次戦は明日4日に関東C・北信越選抜との対戦になる。近年は関東勢と地方勢のタレント力の格差が指摘されており、今大会でも関東は“Cチーム”までが構成されている。ただ地方勢も現状を黙って受け入れているわけではない。澤登監督は「風穴を開けたいということで私が監督をやっていると思う」と使命感を語ると、「まずはグループリーグ突破。全員がハードワークしながら勝ち取れればいい」と闘志を燃やした。

(取材・文 児玉幸洋)
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