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18歳ペドリ、憧れのバルセロナでコパ決勝進出に「まだアドレナリンが…。まさに夢だ」

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 3日のコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグ、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのセビージャ戦に3-0で勝利し、合計スコアでも3-2で上回って決勝進出を決めた。MFペドリは、子供の頃から憧れてきたバルセロナの選手としてコパ決勝の舞台に立てることに感無量といった様子だ。

 コパ準決勝ファーストレグを0-2で落としていたバルセロナは、前半にFWウスマン・デンベレが先制点を決めるも、同点ゴールをなかなか決められず。後半にはセビージャにPKを与えたが、MFルーカス・オカンポスのシュートをGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンと止めて、九死に一生を得た。そして94分、DFジェラール・ピケのヘディングシュートが決まって何とか延長戦に持ち込むと、延長戦前半にFWマルティン・ブライトバイテが逆転ゴールを記録している。

 前試合、ラ・リーガのセビージャ戦(2-0勝利)で負傷交代しながらも、奇跡的な回復を果たして先発出場したペドリは、ピケの劇的弾が決まった瞬間を深く記憶に刻んだようだ。試合直後の『バルセロナTV』とのインタビューで、次のようにコメントした。

「ピケのゴールはとんでもなかったね。グリーズマンのクロスは見事で、そこからピケがゴラッソを決めた。ゴールを喜び合ったときの感情は信じられないもので、まだアドレナリンが出ている」

「前回のセビージャ戦の後、ふくらはぎに強い痛みがあったけど、少しずつ良くなっていった。最後の1分で追いつくなんて、想像してみてほしい……。ジェリ(ピケ)のゴラッソが決まり、セビージャは10人なっていたから、より簡単な展開になった」

 昨夏にバルセロナに加わった18歳ペドリ。レアル・マドリーの入団テストを受けた過去もある同選手だが、実際は子供の頃からバルセロナのサポーターであり、現ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタに憧れてきた。そして現在、彼は愛するクラブで、FWリオネル・メッシらイニエスタとともにプレーした選手たちとともに、コパ決勝の切符をつかみとった。

「コパの決勝でプレーするなんて、まさに夢だ。僕には叶えなければいけない夢がいくつもあるんだよ。このクラブで、叶えていけたらいいね」

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