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原口元気との衝突から1週間…ハノーファーDFがチーム練習合流「戻れてよかった」

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ハノーファーDFシモン・ファレットがチームトレーニングに合流

 日本代表MF原口元気とトレーニング中に衝突し、全体練習から外されていたDFシモン・ファレットがチームに合流した。3日、ハノーファーがクラブ公式サイト上で伝えている。

 クラブが2月24日に発表したリリースによると、ファレットは同日、トレーニング中の接触をきっかけに原口と口論となり、押し倒すなど激高。チームメイトが間に入るも怒りがおさまらず、ケナン・コジャク監督になだめられ、その日のトレーニングから除外された。

 同日のトレーニングをランニングなどで終えたファレットは練習後、原口と握手して和解。チーム全体の前で謝罪した。それでもコジャク監督は「彼は過剰反応し、一線を越えた。彼はそれを知っている」とし、全体練習から外すペナルティを科していた。

 指揮官とスポーツダイレクターのゲルハルト・ズーバー氏はファレットらと話し合いを行い、1週間の別メニュー調整と、罰金を支払うことで同意。そして事件から1週間後の3日、ファレットはチームトレーニングに帰ってきた。

 マネージングダイレクターのマルティン・カインド氏は「ファレットは自分の立場から状況を確認し、自らの過ちを認めている」とコメント。全体練習に合流したファレットは「チームに戻れて良かったと思うし、チームのために自分の役割を果たしたいと思っている。今は家族がハノーファーにきてくれたことで、さらにモチベーションも上がっている」とコメントしている。

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