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関東C・北信越選抜が快勝発進!東海選抜を5-1で撃破

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前半11分、関東C・北信越選抜FW河村慶人(日本体育大3年=近大附高)が先制ゴールを喜ぶ

[3.4 デンチャレ 東海選抜 1-5 関東C・北信越選抜]

 4日、大学生の地域選抜チームが日本一を争う第35回デンソーカップチャレンジサッカー熊谷大会グループリーグで東海選抜と関東C・北信越選抜が対戦。関東C・北信越選抜が5-1で快勝した。

 関東C・北信越選抜は前半12分、この日ゲームを支配していたMF山内翔(筑波大1年=神戸U-18)が逆サイドへ素晴らしい展開。MF圓道将良(桐蔭横浜大3年=旭川実高)の折り返しをFW河村慶人(日本体育大3年=近大附高)が1タッチでゴールへ突き刺した。

 ポゼッションする時間を伸ばした関東C・北信越は、19分にも山内が河村とのワンツーで抜け出して決定的な左足シュート。一方の東海もMF小原基樹(東海学園大3年=聖和学園高)がギャップを突くドリブルでチームに推進力を加える。21分にはMF古長谷千博(常葉大1年=清水桜が丘高)がワンツーからクロス。FW小松慧(常葉大2年=青森山田高)のバックヘッドがクロスバーを叩いた。

 互いに攻め合う中、次の1点を奪ったのは関東C・北信越選抜の方だった。24分、左CKの流れからCB猪俣主真(駒澤大3年=三浦学苑高)とFW小林里駆(順天堂大1年=FC東京U-18)のコンビで右サイドを攻略。最後はゴール前のこぼれ球を「(普段はセットプレーで上がらないが、)空いているスペースに入っていれば良いボールが来るかなと思っていたら来たので、詰めるだけでした」という右SB後藤裕二(順天堂大2年=矢板中央高)が右足でゴールへ叩き込んだ。

 関東C・北信越選抜は、後半19分にもMF高岸憲伸(中央大3年=星稜高)の右FKを後藤が頭でゴールへ突き刺して3点目。一方の東海は、交代出場でキレのある動きを見せるMF久保藤次郎(中京大3年=帝京大可児高)のグラウンダークロスから交代出場MF東山達稀(静岡産業大3年=静岡学園高)が決定機を迎える。だが、GK櫻庭立樹(筑波大3年=札幌U-18)にストップされるなど追撃することができない。

 それでも、27分に左サイドから仕掛けた交代出場MF榎本啓吾(東海学園大3年=千葉U-18)がPKを獲得。これを古長谷が右足で決めて1点を返す。その後も小原や古長谷が攻撃を牽引する形で反撃したが、関東C・北信越は41分に交代出場FW田中幸大(拓殖大3年=東海大甲府高)が左サイドから鮮やかなコントロールショットを決めて4-1。さらにアディショナルタイムにも右サイドの崩しからMF大森渚生(日本大3年=東京Vユース)が豪快に決めて5-1で快勝した。

 2得点の後藤は「初戦ということで硬い入りになるかなと思ったんですけれども、自分たちで流れを掴んで良い形で先制点を獲れて、早い時間帯で追加点も獲れたので良い試合だったと思います」とコメント。関東C・北信越は5日の中国・四国選抜戦で引き分け以上ならば、地力での準決勝進出が決まる。

(取材・文 吉田太郎)
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